ごあいさつ

 このたびご縁をいただき、新コラム『つぶやき』を担当させていただくことになった平林哲也です。

 黒田小学校(平成19~22年度)、木曽川中学校(平成23~26年度)在職中は、学校ホームページに日々の児童・生徒の様子や校長としての学校経営方針、地域との連携活動などを記事にまとめ、8年間毎日発信しておりました。当時、保護者であったみなさまやホームページを訪問・閲覧していただいたみなさまには大変なご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

 さて、新コラム『つぶやき』では、長年携わってきた学校教育の視点を根幹に、地域人としての新たな視点を加えながら感じること、思うことなどを取り上げ、将来の木曽川町連区を担う子どもたちを地域としてどう育てていけばよいのか発信させていただこうと思っています。

 一宮市内の学校はすべて「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」の指定を受けています。ご存じない方、耳にしたことはあっても中身は分からない方も多いことでしょう。「コミュニティ・スクール」というのは、『学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律に基づいた仕組み』(文部科学省ホームページより)です。つまり、学校が地域の人々と連携・協働しながら子どもたちを育てる仕組みと言ってもよいでしょう。大きな目で見れば「地域づくり」の一環でもあるのです。

 『つぶやき』を通してどれだけの発信ができるか分かりませんが、どうかおつき合いのほど、よろしくお願いします。