黒田小学校にも読み聞かせボランティアグループがあります。
近隣の小学校同様 6年生に卒業前、最後の読み聞かせもしています。
今年度も例年通り、2月中旬に行いました。
控室で練習していると、学級代表が迎えに来ました。時間に余裕があったので、色々話をしました。
『担任の先生は?』『○○先生です。』(即答)
『クラスはどう?』
『楽しい!』(即答)
『先生の事は?』
『大好きです。』『いつも一緒に楽しんでくれる』
続けて
『6年生の中で1番良いクラスです』と。
興味を持って教室に入りました。
一見、普通のクラスです。
時間前なので、席を立っている子 作業をしている子色々でしたが、私が前に立つと、どの子も静かに着席しました。
そして、読み聞かせの始まりです。先生は教室の後ろにいます。教室全体を見ながらお話を進めます。
隣の子や仲の良い子とアイコンタクトを取る子、じっと挿絵を見る子、そして 読み聞かせを聞きながら、後ろから1人1人の児童を見つめる先生の眼差し。とても優しい瞳なのです。子どもが発言すると、うなずいたり、ビックリしたり等、表情も豊か。見ていると楽しい先生です。
そんなところが、先生を好き。と、言える理由の一つかもしれません。
コロナ禍で行事も縮小され休校もあったけれど、子ども達と共に考え、寄り添ってきた先生の優しさの中で、沢山の思い出を作れたんだろうと思います。
縁があって出会った先生とクラスの子たち。キラキラと輝く1年を過ごせた事を羨ましく思いました。卒業式も笑顔いっぱいの式になっているといいな。
4月から始まる新しい社会でも 其々が「自分のクラスが1番!」と言える出会いになりますように…と願います。