「猫と暮しAIを夢見る」

我が家は、猫と暮らすこと17年位になります。

 以前は野良猫が家に来て、糞や尿が臭いな~と、猫の近寄らない薬を周囲に撒いていたのは、何だったのだろうと頭をひねります。

 不思議なことに、猫は風呂に数ヶ月入らなくても臭いとは感じません。

飼い主だからかな~?

人間も猫の消化器官か何か知りませんが、身体の仕組みを分析すると、加齢臭から逃れる術が見つかるのではと思っています。

 歯磨きするでも無く、顔を洗うでも無く、もちろん床屋とか衣替えなど一切しないですが、いつも紳士然としています。

そしてその姿に癒やされます。

 犬も家族となったことはありますが、ちょっと匂います。

 毎日の散歩も大変でした。

そんな愛犬も死ぬと悲しくて、段ボールに入れ火葬に行くと一応箱の中を確認するのですね。初めて知りました。

 また、家畜の火葬は、ある程度纏まってから行うことも知りました。

 長く生きていても、知らないことは沢山あるんだな~。

 AIのめざましい進歩で時間が短くなり、知りたいこと・体験したいことが瞬時に可能となることはありがたいことか? お節介なことか? 

知らなくても良いことを知り悩むか?喜ぶか?

 スマホは、公衆電話を排除し使い方が分からないため、変なボタンをクリックし思わぬ落とし穴に落ちることもあるそうな。

 SNSも表現で、発信者の人格が問われる場面も多々あるように感じます。

 人の暮らしを安全で快適な方向へと目指したAIですが、もっと年寄りにもやさしい工夫と「温故知新」的な考えを望むのは私だけでしょうか。

 「脱加齢臭」・「料理等の香りがするTV」・「心が読めるAI」等・・・・

 医者が患部に手をかざすと「ほっ」とする。

 これが「手当」というそうです。

 こんなことを考えていたとき、目が覚めました。