TalkからActionへ

活気部会では、昨夏、町内の小中学生による”Junior Talk in Kisogawa”を開催し、木曽川町の未来予想図を描きました。その話し合いの中で、ある小学生が 「中学校に進むのに、いろいろ知らないことが多く、不安がある」と発言しました。すると、すぐさま中学生が、「そんな心配はいらないよ!何なら、私たちが小学校に出向き、中学校生活の説明をしたり質問に答えたりする機会を作るといいかも。」と返しました。

木曽川中学校の生徒が、それぞれの出身小学校に出かけ、6年生に中学校の様子を直接伝え、小学生の不安を解消する言葉をかける、そんな入学説明会が各小学校で実現しました。

顔見知りの先輩から、中学校の授業や部活動、学校行事の様子、校則などについて直接聞き、分からないことや疑問点を気軽に尋ねることができる機会となりました。

小学生は、中学校への入学について何かしらの不安を持っているものです。しかし、そのほとんどは、知らないことからくる不安です。昨夏の “Junior Talk in Kisogawa” の中での何気ない会話から、この中学生による入学説明会が創出されたことはとても意味のあることだと思います。

ジュニア世代も、ちゃんと自分たちの問題を自分たちで考え、解決のためにアイデアを出し合いながら行動することができるのです。その機会を与えていくのが大人たちの役割ですね。