1月28日(土)、川合玉堂記念木曽川図書館にて、地域づくり協議会主催『木曽川町再発見講座「日本画の大家・川合玉堂は木曽川町出身!」』を開催しました。
地域づくり協議会の新たな企画として、一宮市博物館学芸員さんをお招きし、玉堂の生涯や彼の作品の数々をていねいに紹介していただきました。
図書館の名前に冠する川合玉堂が木曽川町の出身であることは知っていても、彼の生涯や人となり、彼の作品をほとんど知らない地域の方々も多いのが事実です。そんな地域の方々に、この機会を通して知っていただこうと企画した講座には、小中学生を含めて30名ほどのご参加をいただきました。
学芸員さんの解説のあとには、「玉堂作品の価格は?」「博物館が玉堂作品をどのように購入するの?」「地域には川合姓の方も多くいるので、ご親戚では?」「本物の作品は一宮市博物館でいつ見られるの?」「玉堂作品の特徴は?」などなど、たくさんの質問が出ました。学芸員さんから、丁寧に答えていただきました。
講座終了後、参加者は図書館3階のギャラリーにて、玉堂作品の数々(レプリカ)を鑑賞しました。やはり、解説後の鑑賞は見方が違ってきます。大変実りある講座となりました。
今回の講座を起点として、毎年、この時期に同様の講座を開催したいと思っています。今回参加できなかった方々は、ぜひ来年度お越しください!