1月27日(土)、玉堂ゆかりの「玉堂記念木曽川図書館」を会場に、昨年度に引き続き『木曽川町再発見講座「日本画の大家・川合玉堂は木曽川町出身!」』を開催しました。
初めに、一宮市博物館学芸員さんによる『出前一聴講座』として、「川合玉堂の作品と生涯」をスライドを使って解説いただきました。それに続いて、今回は玉堂終焉の地・青梅御嶽にある玉堂美術館からご提供いただいたDVDを鑑賞しました。そのDVDには、生前の玉堂の生活ぶりや作品制作の様子が含まれており、参加者にとっては、在りし日の玉堂の姿がよく分かりました。
参加者には、参加記念のオリジナル・クリアファイルや玉堂年譜、玉堂美術館の館長さんからのメッセージをお渡ししました。また、今回は特別に、一宮市博物館からいただいた「玉堂カレンダー」をジャンケン争奪戦に勝利した2名の方に差し上げました。
講座の最後には、図書館3階にある玉堂作品展示スペースに移動し、レプリカではありますが玉堂作品の数々を鑑賞しました。解説を受けた直後だけに、作品を鑑賞する視点がより深まったのではないかと思います。
この講座は、今年度2回目でしたが、初めて玉堂終焉の地にある玉堂美術館のご協力を得ることができました。おかげで、生誕の地と終焉の地、玉堂が結ぶ2つの地のつながりが生まれました。来年度も開催を予定していますので、多くの町民のみなさまにお越しいただきたいと思います。また、今後、東京青梅の玉堂美術館を訪ねる機会がありましたら、ぜひ「生誕の地・木曽川町から来ました!」とお伝えください。