木曽川西小開校150周記念・私の思い出(7)

 今年度、木曽川西小学校が開校150周年を迎えました。地域づくり協議会では、さまざまな年代の方々から、自分の小学校時代の思い出を寄稿していただきましたので、順次掲載していきます。同年代の方にとっては、きっと懐かしい思い出がよみがえってくるのではないでしょうか?【今回が最終回です】

       懐かしの小学校時代(45歳・男性)

 私の小学校時代は、入学したときは団塊ジュニア世代全盛のお兄さん・お姉さんたちがたくさんいました。私たちの学年も4クラス、たくさんの児童がいました。低学年の頃には、通学団で下校する際も、お兄さん・お姉さんたちにしっかりリードしてもらっていた安心感があったと思います。そして、自分も6年生になったら通学団の班長になりたい、特にあの旗を持ちたいと憧れていました。

 また、学校の行事なども今より盛んに行われていたように思います。児童数が多いので、バス数台で、確か春と秋遠足に行った、楽しくワクワクした思い出があります。6年生では、やはり修学旅行ですね。あいにくの雨模様でしたが、京都・奈良の立ち寄った寺院など今でも覚えています。

 さらに、子ども会も盛んで、学校と子ども会の関わりも強かったと思います。夏休みになれば、朝のラジオ体操に始まり、ソフトボールの練習。昼前くらいまで汗をかいていました。あと、雀のお宿でのキャンプ、キャンプファイヤー。みんなでご飯を炊いてカレーを作ったことを覚えています。夜はテントの中で、持ち寄った缶詰を開けてとりとめもない話をしていました。秋の町民運動会は、リレーの選手に選ばれて頑張って走っていました。

 学校と子ども会は切っても切れない関係で、とてもいい経験をさせたいただいたと思います。それも、学校と地域の方々のご協力と支えがあってこそ成り立っていて、子どもを持つ今になって改めて感謝しております。

 今、自分も親になり、子どもたちは木曽川西小学校に通っています。あのころと変わらない校舎や体育館。時代はめまぐるしく変わっていきますが、子どもたちの健やかな成長を願う親の気持ちと、小学校と地域のみなさまの子どもたちを見守ってくださる気持ちは、ずっと変わらないなと感じております。