川合玉堂講座を開催しました!

 木曽川町が誇る偉人といえば,なんといっても川合玉堂です。川合玉堂は、明治6年(1873年)に、現在の木曽川町外割田西郷中に生まれました。今の木曽川西小学校に入学し、8才で岐阜に転居するまで木曽川の地で過ごしました。いつも一人で地面に絵を描いていました。馬の絵が得意だったそうです。

 この日本画の大家・川合玉堂の業績と生涯を深く知っていただきたく、今年度も1月25日(土)、玉堂ゆかりの「玉堂記念木曽川図書館」を会場に、『木曽川町再発見講座「日本画の大家・川合玉堂は木曽川町出身!」』を開催しました。

 初めに、一宮市博物館学芸員さんによる『出前一聴講座』として、「川合玉堂の作品と生涯」をスライドを使って解説いただきました。玉堂が描いた素晴らしい日本画の数々を紹介していただき、改めて川合玉堂の絵画能力のすごさを実感しました。

 それに続いて、玉堂終焉の地・東京青梅にある玉堂美術館からご提供いただいたDVDを鑑賞しました。そのDVDには、生前の玉堂の生活ぶりや作品制作の様子が含まれており、参加者にとっては、在りし日の玉堂の姿がよく分かりました。

 講座の最後には、図書館3階にある玉堂作品展示スペースに移動し、レプリカではありますが玉堂作品の数々を鑑賞しました。解説を受けた直後だけに、作品を鑑賞する視点がより深まったのではないかと思います。

 今後、東京青梅の玉堂美術館を訪ねる機会がありましたら、ぜひ「生誕の地・木曽川町から来ました!」とお伝えください。