小学校への出前授業

活気部会では、町内3小学校で地域の歴史・文化・自然を学ぶ出前授業を行っています。

小学校3年生対象に『わたしたちのまち 木曽川の今むかし』の授業を、11月11日に木曽川西小学校、2月3日に木曽川東小学校、2月4日に黒田小学校で行いました。また、小学校6年生対象に『郷土の歴史を学ぼう』の授業を、6月20日に木曽川西小学校、2月3日に黒田小学校と木曽川東小学校で行いました。

 3年生の授業では、木曽川西小学校区では、「玉ノ井」や「雀のお宿」の地名の由来などの歴史の学習。さらに、校区には、天然記念物「イタセンパラ」の貴重な生息地や「コハクチョウ」が越冬のために飛来する場所があることを学びました。

 黒田小学校では、校区を通る古道(源頼朝が通った鎌倉街道・三英傑が通った岐阜街道)のルートや黒田城と山内一豊について学びました。

 木曽川東小学校では、門間沼遺跡を通して弥生時代の人々の生活の様子を学びました。また、校区を通る鎌倉街道と黒田街道についても学びました。

 3小学校とも。木曽川(河川)について、日本に数ある河川の中で、長さでは全国第7位、広さ(流域面積)では全国第5位であることを学びました。また、昭和59年ごろと最近の様子を地形図を使って調べました。工場が大きな店舗や住宅に変わったこと、田畑が住宅地に変わったことなどを見つけてくれました。

 6年生の授業では、社会科で歴史の学習をしていることもあり、弥生時代、古墳時代、鎌倉時代、戦国~江戸時代、昭和時代における木曽川町の様子を学びました。特に昭和時代では、太平洋戦争中での一宮空襲の被害、焼夷弾の恐ろしさ、当時の小学生の生活状況などを知りました。過去の戦争の記録を学ぶことで、子どもたちは現在の平和の大切さやありがたさを感じとってくれました。