ボランティアで図書館や児童館などでおはなし会を開いている。
ある日、おはなし会が終わった後、1人の児童が「今日のはおはなし会じゃない。おはなしがなかった」とつぶやいた。彼はストーリーテリング(語り)が入ったものを「おはなし会」と捉えていたらしい。「絵本の読み聞かせや紙芝居もおはなしだよ」と答えたが、納得がいかない様子だったため、調べてみた。
まず図書館情報学用語辞典によると、「おはなし会」は以下のように定義されている。
- 児童図書館などで子どもを対象にストーリーテリングを行う集い
- 定期的に開催し、30分ほどで10〜30名の子どもに1、2話語るのが一般的
続いて、カギとなっている「ストーリーテリング」とは何かというのも調べてみた。
「ストーリーテリング」とは、語り手が物語(おはなし)を覚え、聞き手の目を見ながら語ることを指し、物語を語って伝える行為そのものであり、語り手が自分の言葉で語るため、語り手によって違った味わいがあるのが特徴だ。
この児童が気にしていた「絵本の読み聞かせや紙芝居」にも間があり、語り口調があるため、おはなしと捉えてもよさそうだ。
と ホッとしたところで~
子どもたちにおはなしの世界を楽しんでほしい、味わってもらいたい と同時に
私たちも一緒に楽しみたい、そんな想いでおはなし会をやってます。
遊びに来てください。
場所:玉堂記念木曽川図書館
日時:毎月第2、第4日曜日 14時から(30分)