令和7年7月12日に、木曽川文化会館にてコムネックスみづほ様の協力の元、講師に米澤様、認知症当事者大塚様をお呼びし、今年度も認知症サポーター養成講座が開かれました。
区長・町会長をはじめ、一般の方も含め103名の方にご参加いただきました。
認知症の理解の前に”共生社会の実現を推進するための認知症基本法 概要”についての説明をうけ、認知症の症状や対応方法の理解を深めました。
参加された皆さんが我が身、自分の大切な人にも起こりうる事として捉え、講師の話に耳を傾ける姿がたくさん見られました。
真剣な表情から笑顔いっぱいになった脳トレタイム。
唱歌うみ に合わせて歌いながら手を動かす、足を動かす… なんて難しいのでしょう!
“何かをしながら、何かをする”のも予防の1つだそうですよ。
我が家でもシニア世代に片足を踏み込んでいる主人とやってみようと思います。上手く出来なくても良い刺激になりそうです。
学生の上田さん、西村さんによる認知症の方への対応の寸劇は分かりやすく、「自分だったらこんな風に声をかけようかな?」等イメージを膨らます事もできました。
そして、認知症当事者大塚様から、ご自身の経験談を聞かせて頂きました。
マイナスイメージになりがちな認知症ですが、大塚様は外に目を向け、ご自身ができる事をやり、日々の生活を楽しんでいるように感じられました。
当事者がやりたいと思う事は、やってあげるのではなく、出来るようにサポートや声かけをする。サポートを難しく考えないで。認知症でも楽しさも悲しさもわかる1人の人として接してほしい。
障害を持っている全ての人に、「あなたは大切な人」と伝えてほしいと言うことでした。
この講座で学んだ事を実際に行う場面と出合うかは分かりませんが、いつでも声をかけられる様に、少しの勇気を持ち続けていこうと思います。 そして、同じ気持ちを持つ方が増え、いつの日か認知症の方たちと共に支え合い、生活するのが当たり前の町になればいいな!と思います。
次回は「認知症ステップアップ講座」を開催します。
興味のある方は、こちらからお申込みください。





