交通安全会研修会を開催しました(R4.5.12)

令和4年5月12日(木)、木曽川文化会館で、各町内会の交通安全推進員、パトロール隊の皆さんなどを対象に、一宮警察署地域課 木曽川幹部交番の小堀所長をお迎えし、「木曽川町連区の交通事故の現状について」と題し研修会を開催しました。

愛知県の交通事故死は、令和3年 117名、内7名の方は一宮市内です。

一宮市での死亡事故の状況は、夜間の歩行者と自動車の事故、道路横断者と自動車の事故などで、次のことが重要であると説明がありました。

夜間の注意点

①車は、ヘッドライトのハイビームの活用とスピードの抑止

②歩行者は、目立ちやすい服装と反射材の着用

道路横断の注意点

①左側から来た車との事故が圧倒的に多い。特に左側の確認が重要

②横断歩道を必ず渡る

連区内の今年3月末までの交通事故は、東小学校区1件(昨年比+1件)、西小学校区11件(昨年比+7件)、黒田小学校区5件(昨年比-11件)で発生しています。

発生場所は、ショッピングセンター周辺や駅周辺、また幹線道路での事故が多発しています。交通安全は、ドライバー、歩行者がそれぞれルールを守り、責任を果たすことで防げます。

また「自転車のヘルメット着用の努力義務化と損害賠償責任保険の加入義務化」と「正しい横断歩道の渡り方」の動画が放映され、説明がありました。

 自転車事故では、死亡者の約7割が頭部のケガで、ヘルメットの未着用では約6倍死亡する割合が高くなり、ヘルメットの着用が大変重要であることの説明がありました。

 自転車と歩行者との事故では、約9,500万円の高額な損害賠償額を請求されたケースが紹介されました。

自転車は車両です。交通ルールを守り、必ず損害賠償保険に加入しましょう。

「目指せ、交通死亡事故ゼロ。交通ルールを必ず守りましょう。」