防犯委員会研修会を開催しました(R4.5.31)

令和4年5月31日(火)、木曽川文化会館で、各町内会の防犯委員、パトロール隊の皆さんなどを対象に、一宮警察署生活安全課 伊藤警部補をお迎えし、「木曽川町連区の犯罪 状況と特殊詐欺被害状況」と題し研修会を開催しました。

木曽川町の犯罪で多いのは、「侵入盗」「自転車盗」です。

「侵入盗」は、無施錠の家ややガラス割りの犯行で、住宅だけでなく最近は事務所・病院も狙われています。

対応は、「必ず施錠する」こととできれば「二重ロック」にすることで犯行を減らすことができます。

「自転車盗」の半数は、JR木曽川駅周辺の駐輪場とその周辺マンション駐輪場です。特にマンション駐輪場での被害の8割が無施錠であったとのこと。敷地内でも必ず施錠するよう心掛けましょう。

次に「特殊詐欺被害」は、木曽川町で今年に入り、3件の被害が出ています。

内訳は、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「預貯金詐欺」が各1件です。

成りすましの傾向は、市役所職員、警察官、銀行協会などと幅広くなっています。

「自分は大丈夫」という先入観のある人ほど、被害に遭いやすいとのことです。

・固定電話では、留守番電話機能を活用し、簡単に電話に出ないこと。

・怪しい人物が訪問した場合は、必ず身分証明書を確認すること。

令和3年特殊詐欺は、愛知県で874件、被害額は約13億6,000万円です。

一宮市では、23件、被害額3,225万円です。

 今年に入り、一宮市では5月までに23件、被害額は約7,041万円の被害があり、激増しています。

特殊詐欺被害を防ぐキーワー

 ①還付金詐欺  「コンビニで還付金は戻らない」

②オレオレ詐欺 「まず確認、相談」「渡すな キャッシュカード」

 ③預貯金詐欺  「教えるな 暗証番号」

 ④架空請求詐欺 「電子マネーで払えは詐欺」

詐欺犯罪が多発しています。町内会やご近所で是非「口コミ」で広めて下さい