毎月の部会ではメンバーの活動紹介を続けています。1月度は本の修理ボランティア「ブック・ラボ・いちのみや」として活動している内容を紹介しました。・
一宮市の図書館は全体で約111万冊の蔵書を有しています。玉堂木曽川図書館では13万9千冊が揃えられていて 年間の入館者は15万人です。更に年間貸出図書数は37万4千冊にのぼります。実に多くの本が利用されており大変好ましい状況であります。(2023年度図書館年報より)
一方、少し残念でありますが図書の扱いによっては破れたり、ページが外れたり、又は綴じ部分が緩んでしまうものが発生しております。そこで一宮市の図書館全体に対して20名のボランティアが中央図書館において、日々5名程度でダメージを受けた図書の修理を行っております。対象となる図書は単行本や絵本など種類も多岐にわたっております。又、不具合の内容も破れ、綴じ部分のゆるみやページ外れなど様々ですが、工具や材料を駆使して再生をしています。こうして蘇って再び皆さんに再び活用いただけるようになった図書数は年間で約300冊に上ります。
より多くの方々に利用されるように立派に修理をすることはボランティアメンバーのやりがいとなっています。・